イチロー メジャーリーガーとの関わり~美しい師弟関係から見えるイチローの魅力~

イチロー

みなさん、こんちには!

ルーキーです。

今回は、イチローさんのメジャーリーガーとの関わりと名言について考察させていただきます。

よろしくお願いいたします。

イチローが憧れたメジャーリーガー

イチローさんがMLBに興味を持ったきっかけの人物として語られているのが、ケン・グリフィーJrです。グリフィーは、20歳でメジャーデビューを果たし、マリナーズでキャリアをスタートし、41歳まで長年活躍を続けマリナーズでキャリアを終えています。通算2781本安打、630本塁打を記録したレジェンドです。

イチローさんは、グリフィーのことを「メジャーに興味を持ったのも、彼の美しさ、スピードを見て感銘を受けたから」と語り、「彼は僕にとってメジャーリーガーの象徴」と1999年にマリナーズでのキャンプで話しています。

その後、憧れの選手とチームメイトになりプレーをすることとなりますが、イチローさんはグリフィーが引退する際にも、「守られているという意識がすごく大きかった」と語られています。実際、グリフィーとイチローさんとの関係はユーモアが溢れており、グリフィーがイチローさんをからかったり、ストレッチ中に後ろからくすぐったり、服装をネタにするなど非常にフレンドリーな関係を築いていました。

一見仲の良い2人に見えますが、イチローさんのコメントからも見えないところも含めていかにグリフィーがイチローさんのことを支援的に気にかけていたのかが垣間見えますね。

イチローさんが移籍した2001年は、まだまだ日本人メジャーリーガーも少なく、特に野手では初めての日本人メジャーリーガーでした。そのため、当時は日本人が現在ほど馴染みやすい環境ではなかったかと想像されます。

実際、移籍した初年度からアメリカンリーグMVP、首位打者、新人王と多くのタイトルを獲得して大活躍を果たされていますが、異なる環境でプレーをして周囲とのコミュニケーションを図り、成果を残すことはイチローさんだからこそ出来た偉業ではないでしょうか。

イチローさんは、孤高の天才というイメージが強い印象がありますが、実際はチームメイトとのコミュニケーションを通じてアメリカの文化に適応されています。

私も、後々知りましたが、イチローさんはMLBで通算10回オールスターに選出されていますが、クラブハウスではスラングを使ってスター選手軍団を鼓舞するスピーチを行うことが毎回の恒例となっていたそうです。

発言内容を正確な全文で確認出来ておらず恐縮ですが、2001年に初めてオールスターに選出された際には、ナショナルリーグをぶっ倒そうぜ!という趣旨の下品な英語を使っていたそうです。

翌2002年、アメリカンリーグ監督のジョー・トーリが、いつものようにスピーチをしていて、イチローさんに、「Ichiro,What do you have to say?」と振ったところ、突然立ち上がり「Let’s kick their fucking fat asses」と叫ばれたそうです。

日本人であれば、英語に馴染みがあまりないのでどういう意味?となりますが、どうやら「あいつらのクソ太ったケツをぶっ飛ばしてやろうぜ!」くらいのニュアンスの発言をされたそうです笑
クールなイチローさんからは想像がつかないワードですね笑
しかも、言い終わったら何事もなかったように座り、周囲の選手は大爆笑となったそうです。

2003年には、このスピーチが既にアメリカンリーグチーム内での恒例行事となっており、「今年もイチローが最後に何か言うぞ」という雰囲気になっていたそうです。

以降、2010年まで毎年内容を少し変えながら、〇‐Wordを使ってナショナルリーグを挑発し、チームに和やかな雰囲気を作っていたことが出場した選手からも証言されています。

私は、長年メジャーリーグの試合や関連記事を見てきていますが、イチローさんのようなスラングを言ったという内容はあまり目にしたことがない印象です笑
MLBの選手からすると、真面目に普通のコメントをするよりも、イチローさんのようにアメリカ文化に馴染んだワード、セリフを使われた方が、好意的な印象を持つのかもしれませんね。

イチローに憧れたメジャーリーガー

イチローさんに憧れたメジャーリーガーはとても多く存在します。その中でも、やはりピックアップさせていただきたいのは、ディー・ゴードンです。川崎宗則さんではなくすみません笑

当時メジャーリーグを見ていた方ならピンと来る名前ではないでしょうか?イチローさんが、引退した2019年にSeattle Timesへ全面広告を出して、本人への感謝を伝えました。
どれだけイチローさんを愛し、敬意を抱いていたのかが伝わる美しい内容です。

ゴードンは、幼少期にイチローさんのことをアイドルとして崇拝し、イチローさんのプレーを見て野球を始めたと言っています。なぜなのでしょう?それは、「体格」に共通点があったからです。大柄な選手が多いMLBにて、細身の体格でも武器にして成功することができるとイチローさんから学んだそうです。以下、ゴードンの新聞広告への内容をご紹介いたします。

親愛なるイチローへ

 まず最初に。私の素晴らしい友達で、今でも一番好きな選手でいてくれてありがとう。

 私が野球を始める前、「自分みたいに痩せた選手がいるんだ。だったら自分も出来るはず!」と思いながら、あなたを見ていたことを覚えています。あなたは、私が野球を始めるきっかけを作ってくれました。

 あなたは、エイボン・パーク(米フロリダ州、ゴードン選手の出身地)に住む少年のアイドルでした。野球のテレビゲームの選手に、あなたにちなんだ名前をつけたこともありました。

 (16歳だった)2004年、ヒューストンで開催された球宴で初めてあなたと会いました。午後3時ごろ、父とグラウンドに出たら、あなたはすでにウォームアップをしていましたね。球宴なのにですよ!? そんな選手、あなた以外にいませんでした。パワーヒッター全盛期のなか、あなたは自身の信念、そしてなにより、あなたを作り上げた文化に忠実でした。他の選手より、身体が小さくても、なんだって出来る! あなたは、そう教えてくれました。

 そして2012年。ドジャース(ゴードン選手が過去に所属)がシアトルに遠征したときのこと。私は遊撃のポジションから、あなたの動きをずっと見ていました。あなたの通算安打の積み上げにも貢献しましたよね。あなたに夢中になって守備に集中できなかったのです(ドジャースのみなさん、ごめんなさい。でもイチローだもん。わかるよね?)。

 翌日、あなたはヤンキースに移籍してしまいました。ショックでした。でも2015年、私がマーリンズに加入すると、数日後、あなたもやってきたのです!

 興奮しました。「イチローと一緒に野球ができるなんて、マジかよ? 俺が?」と。あなたに会いたくて、ジュピター(フロリダ州、マーリンズの春季キャンプ地)に予定より早く向かいました。あなたにドキドキしながらあいさつすると、「君の助けになるよ」と言ってくれましたよね。うれしかったです。「オレは“イチ”と一緒にプレーしたんだぜ! エイボン・パーク出身のオレがだよ??」。私の自慢です。

 この5年、あなたの存在が私にとってどれだけ大きかったのか、みんな分かっていません。イチ。これまで、私の人生にはうれしいこと悲しいこと……いろいろなことがありました。でも、あなたの友情はまったく揺らがなかった。いつだって私のそばにいてくれた。私が不当な扱いを受けたときだってね。

 あなたへお礼を伝えるのに、ツイッターインスタグラムは適していないと思いました。だから、わたしはこういう形(新聞広告)であなたへの気持ちを表現しました。あなたの友情、教えがなかったら、そしてあなたが“秘密”を教えてくれなかったら(誰にも言わないよ)、いまのディー・ゴードンは存在しません。

 愛しているよ、ブラザー! あなたはいつまでも、私の人生の一部です。これからもオフの日は、私と一緒に打撃練習をしてくださいね。それが出来なくなることは、さびしいから。あなたを頼ることが出来なくなることも。

あなたのブラザー

ディー・ゴードン

師弟関係の素晴らしさを見事に表現されています。そして、ゴードンはイチローさんに対して、あなたが僕をどれだけ助けてくれたか、多くの人は知らないとコメントしています。
これは、私の推測になってしまいますが、前半部分でグリフィーとの友好的な関係について触れさせていただきましたが、ご自身が受けた恩を後進にも恩返しという形でサポートしていたのかもしれませんね。イチローさんの人柄がよく分かるエピソードです。

他にも、大谷翔平さん、コービン・キャロル、スティーブン・クワン、フリオ・ロドリゲスなど、多くのスター選手がイチローさんのことを慕い、敬意を抱いています。野球に対する姿勢、考え、プレー実績、人柄、多くの要素がイチローさんの魅力なのでしょうね。

強い信頼関係がもたらす豊かな人生

今回、イチローさんとケン・グリフィーJr、ディー・ゴードンとの関わりについて触れさせていただきましたが、みなさんは強い信頼関係で結ばれた家族、友人、職場の同僚や同期などいらっしゃるのではないでしょうか。

困った時に何でも相談できる、支援をしてくれる人、ストレス発散に笑いながら一緒に飲んでくれる人、普段は連絡を取っていないけど久しぶりに声を聞きたいなと思う人など、みなさんがこれまでの人生で関わってこられた人で、様々な人間関係を築かれていると思います。

人間関係って、時に面倒なことも正直あると思いますが、それ以上に皆さんのことを想ってくれている人のおかげで、精神的な充足、豊かな人生を過ごされていることもあるのではないでしょうか。

私は、親から受けた恩は、子にも同じことをしてあげたいと思って、仕事や家庭に向き合ってきたつもりです。そして、これからも自分が出来ることは全力で取り組み、子供の未来に少しでも役に立ちたいなと考えています。一方、学生時代からの友人はかけがえのないもので、これからも楽しい時間を共有していきたいなと思っています。

今回は、イチローさんとメジャーリーガーとの関わりについて考察させていただきました。いつもピックアップしている名言は、今回は通常の内容とは真逆だったかもしれません笑

次回は、イチローさんの名言を総集編を投稿させていただきます。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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